第14回【あの人と仲良くなる方法】何かお願いごとをしてみよう

あの人と仲良くなる方法
もんとり
もんとり

仕事でもプライベートでも、この人と仲良くなりたい!と思うことはある。そうしたときに「友達になってください!」というのは、あまりにストレートだし、不自然だ。ではどうしたらいいでしょうか?

こんな人に読んでほしい

・仲良くしたい人がいる人
・気になる人ときっかけを作りたい人
・気配り上手になりたい人

やってみよう!

①交流会に参加する。
②この人と仲良くなりたい!と思ったら何かお願いごとをしてみる。
③何かしてもらったら、すかさず御礼をする。
④そういう人を3人見つけ、半年後にどうなったか話し合う。

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1.ポイント:ちょっとしたお願いごと

今回の参考文献『気くばりのツボ』‎の著者、山崎拓巳氏がおすすめしているのは、「ちょっとしたお願いごと」をすることである。ちょっとしたことを相手がしてくれたら、こちらから御礼をするのは自然なこと。そして心を込めて御礼をすることにより、相手との距離をぐっと短くすることができるのである。

仲良くなりたい場合は、まずお願いごとをしてみよう!

2.必要な準備

事前準備

あなたにとっての「ちょっとしたお願いごと」をたくさん集めておく。

用意するもの

特になし

3.参考例:お願いごとの例

ちょっとしたお願いごととは、下記のようなこと。参考にしてもらいたい。

・美味しいお店を教えてもらう
・おすすめの映画やDVDを教えてもらう
・本やDVDを貸してもらう
・おすすめスポットを教えてもらう
・個人的な買い物に誘う
・おつかいを頼む
・荷物や書類を運んでもらう
・高いところの物を取ってもらう
・代わりにメールを送ってもらう
・電話やLINEで軽い相談に乗ってもらう
・伝言を頼む

4.まとめ

心理学に「好意の返報性」という理論があります。相手から何かしてもらったら何か返さないといけない、という気持ちになるというものです。この理論を逆手にとって、自分自身の心理負担を和らげ、仲良くなるきっかけを作りましょう。よく恋愛テクニックのような本にも書かれていることですが、今回の「やってみよう!」は「何かを(意図的に)してあげて、何かを返してもらうテクニック」ではなく「何かをしてもらうことで、相手に対し心からの気配り上手になる=相手と仲良くなる」ことを目指しています。

ちょっとしたお願いごとを考えるときに、相手のことをよく知り、相手の得意なことや興味があることに近いお願いごとをすることが、関係を早く縮めるコツです。仲良くなりたい相手=興味がある相手ですから、相手の得意や興味が何かは知っていて当然ですよね。

また、「やってもらったこと」と「それに対する御礼」はバランスが取れていないといけません。ちょっと物を取ってもらったくらいで、高級なプレゼントを返していては仲良くなるどころか絶対に引かれてしまいます。心を込めて御礼をすることは、必ずしも物を返すことではないということを覚えておいてください。

個人的には、何かを借りて、それを使ってみて、感想を共有し、次の新しいアイテムの話に広げながら、共通のネタを数多く見つけていくことをおすすめします。

参考文献

山崎拓巳『気くばりのツボ』‎サンクチュアリ出版、2005年

コトバのチカラ

懇意な間柄なら人に失礼なことを言っても許されると、いい気になってはいけない。人と親しくなればなるほど、さらに気配りや礼を尽くすことが必要になる。
オリバー・ウェンデル・ホームズ

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