第25回【脳の上手な使い方】金曜にミーティングをしよう|金曜日カードで問題をインプット→週末の遊びで脳を活性化させる創造的問題解決法

金曜ミーティング
もんとり
もんとり

あえて金曜日に大きな問題を話し合う会社がある。華金なのに?月曜日の方が一週間の始まりですっきり解決できるのでは?と思うかもしれませんが、金曜日に会議をするメリットについて考えてみましょう。

こんな人に読んでほしい

・チームで問題を解決したい人
・思考がカチコチになっていると感じる人
・楽しく問題解決したい人

やってみよう!

(推奨人数:2人以上)

①金曜日カードを作る。
②「なんだかいやだなぁ」と思う問題はそこに書く。
③金曜日にはそのカードをもう一度見直す。
④そして解決できそうにない問題はほっておいて、そのカードの裏に週末何をして遊ぶかを考えて書く。
⑤週末は問題を忘れて遊びまくる。

⑥週明けにどういう感情になったかお互いに共有する。

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1.ポイント:金曜日にインプット

今回の「やってみよう!」のポイントは、問題を金曜日にインプットして週末を思い切り遊ぶということ。なぜなら週末の遊びの中でこそ脳が活性化され、問題解決の糸口をつかみやすいからです。

多くの人は休みの日まで仕事のことなんか考えたくない!と思うでしょう。それに対する答えは「考えなくていい」です。体を動かし、童心を忘れず、思いっきり遊び楽しむ。脳が楽しむから楽に目標が現実になる。意思の力はいらない、積極性もいらない、要は脳の使い方次第で答えが見えてくるということです。

2.必要な準備

事前準備

特になし

用意するもの

・金曜日カード
(表面は問題、裏面には週末の予定)

3.参考例:議論は会議室以外で

新しいアイディアを出さないといけない問題の場合、会議室で議論するより時間外の雑談や会食の場でいいアイディアが生まれることが多くあります。家の中でもソファーでくつろいでいる時やお風呂に入っている時にいいアイディアが思い浮かびませんか?

外でも同じことで、友達と食事をしたり、キャンプなど自然の中で遊んだり、新しい場所に出かけたりすると脳が刺激されます。個人的には「本を読むこと」が一番の気付きを生みます。本はビジネス書に限らず、小説やエッセイであっても自然と仕事の問題と内容が結びつくのです。

4.まとめ

「遊び」は学習の機会と捉え遊ぶことで、新しいスキルや知識が身につき、脳の回路が書き換えられていきます。動物行動学によると、動物たちは成長のある時期に頻繁に「遊び」の行動(じゃれ合ったり、自然の様々なものを触ってみたり)をするようです。人間も同じで、遊べば新しい世界が生まれ、学びが続いていきます。

あなたの周りの経営者や仕事ができる人ほどよく遊んでいませんか?日本が高度成長期にあったころ、大人は今よりもっと遊んでいなかったでしょうか?会議室で議論することだけが、問題解決に繋がるわけではありません。きちんと問題をインプットし、思いっきり遊んでから考えてみてもいいかもしれませんよ。

この記事を探求できるおすすめ書籍5選

『創造する脳』茂木健一郎

この記事で引用している茂木健一郎氏による、創造性と脳の関係を深く探求した一冊。この記事のテーマである「週末の遊びの中でこそ脳が活性化され、問題解決の糸口をつかみやすい」というメッセージの科学的根拠がここにあります。本書の核心は「創造性は一部の天才の特権ではない。それは、誰にでもある」という主張で、この記事の「遊べば新しい世界が生まれ、学びが続いていく」という考え方と一致。「創造的であるための考え方と実践のヒント」が満載で、この記事の「金曜日にインプット→週末に遊ぶ」という手法を、脳科学の視点から深く理解できる名著です。

『脳を活かす仕事術 「わかる」を「できる」に変える』茂木健一郎

茂木健一郎氏の仕事術シリーズ。この記事のテーマである「金曜日に問題をインプットして週末を思い切り遊ぶ」という手法を、「集中モードと分散モード」という脳の使い方から理解できます。本書の特徴は「前頭葉と側頭葉にアイデア会議してもらう」という視点で、この記事で触れている「会議室で議論するより時間外の雑談や会食の場でいいアイディアが生まれる」というメッセージと一致。「脳の回転速度を落とさないスケジュール管理術」など、この記事の金曜日カード活用法をさらに発展させるヒントが満載です。著者自身の挫折体験から生まれた実践的な仕事術が学べます。

『脳と創造性 「この私」というクオリアへ』茂木健一郎

茂木健一郎氏のクオリア研究の集大成。この記事で触れている「体を動かし、童心を忘れず、思いっきり遊び楽しむ。脳が楽しむから楽に目標が現実になる」というメッセージを、創造性の本質から深く理解できます。本書の核心である「一回性とセレンディピティ(偶然の幸運)」は、この記事の「新しい場所に出かけたりすると脳が刺激される」というアプローチの理論的背景。創造性の脱神話化、論理と直観、不確実性と感情など、この記事のテーマである「遊びが学習の機会」という考え方を、哲学・芸術・科学の広範な知見から学べる名著です。養老孟司氏推薦の一冊。

『結果を出せる人になる! 「すぐやる脳」のつくり方』茂木健一郎

茂木健一郎氏による、即行動のための脳の使い方を解説したベストセラー。この記事のテーマである「金曜日に問題をインプットして週末を遊ぶ」という手法の実践編として最適です。本書の核心は「脳は命令されると能動的な行動に繋がらない。自発的に行動させることが重要」という主張で、この記事の「考えなくていい。体を動かし、童心を忘れず、思いっきり遊び楽しむ」というメッセージと一致。「脳は楽しいことをしているときに最も活性化する」という科学的根拠とともに、この記事の金曜日カード活用法を日常業務に応用するヒントが満載です。

『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング

1940年初版刊行以来、80年以上読み継がれる古典的名著。この記事のテーマである「金曜日にインプット→週末に遊ぶ→問題解決の糸口をつかむ」という手法が、まさに本書で解説されているアイデア創出の5段階プロセスそのものです。特に第4段階「無意識の過程」で、問題を頭の外に出して自由に考えを解き放つというステップは、この記事の「問題を忘れて遊びまくる」というアプローチと一致。第5段階の「具体化と展開の段階」で、入浴中や朝のベッドの中など予期しない時にアイデアが現れるという描写は、記事の「会議室以外で議論する」「お風呂に入っている時にいいアイディアが思い浮かぶ」という主張を裏付けています。わずか100ページ程度の薄い本ですが、この記事の金曜日カード活用法の理論的支柱となる不朽の名著です。

参考文献

佐藤富雄『よく「遊ぶ人」ほど成功できる あなたの夢を実現させる「脳」の使い方』フォレスト出版、2004年

コトバのチカラ

遊びの時っていうのは、脳が一番いい形で動いてるんです。我を忘れて取り組んでるという状態で、一番いいパフォーマンスをするんだと思います。時間を忘れて熱中するということが本当に大事なんですね。
茂木健一郎


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