第41回【感性を磨く方法】映画に学び心で感じよう|感受性を高める自己成長術

感性を磨く方法
もんとり
もんとり

感性とは、何かを見たり聞いたりしたときに心で感じることです。そしてその感性を磨く一番の目的は、自分の固定概念にとらわれず、様々な見方で物事を捉えることができるようになることです。周りからいろんな刺激を受けることで感性が磨かれ、人の気持ちを捉えることができたり、場の空気を読むことができたりして、多様な価値観を柔軟に認めることができるようになります。

こんな人に読んでほしい

・日常に刺激が欲しい人
・自分の考え方を明確に伝えたい人
・良好な人間関係を築きたい人

やってみよう!

(推奨人数:5人以上)

①今まで観た好きな映画の話を持ち寄る
②映画の内容と心に響いたポイントを発表する
③どの映画を観てみたいと思ったか投票する
④後日、感想をアウトプットする場を作る

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1.ポイント:感性が磨かれる時とは

感性が磨かれるのは以下のようなことをしているときです。

・小説を読むときや、映画・ドラマを観るとき
・絵や写真、音楽など芸術作品に触れるとき
・草木や花に触れるとき
・知らない土地を訪れるとき
・人に会って話をするとき
・創作活動をするとき

今回は映画に焦点を当てていますが、好きな小説や画家、好きな土地などで「やってみよう!」を設定することもできます。しかし、小説や画家、土地は触れるのに時間やお金がかかるので、本が好きなグループ、美術館によく行く人が集まるグループ、旅行が好きなグループで行うことをお勧めします。

そして感性を磨くことで結果として以下のようなメリットが生まれます。

・人の感情や口に出さない心情を敏感に汲み取ることができる
・思いやりが育まれ良好な人間関係が築ける
・視野が広がり様々な価値観を受け入れることができる
・好奇心を高めることができる

2.必要な準備

事前準備

過去に観たことのある好きな映画を考えてきてもらう

用意するもの

・投票用紙
・ペン
・映画のカバー、サムネイル等が見れるデバイス(イメージは印象に残りやすいため)

3.参考例:おすすめ映画を観る

著者門鳥は二十歳のときに、デイビッドリンチ監督の作品に触れて映画が好きになりました。20代のころは毎週必ずTSUTAYAで映画を2本以上借りてきて、次の日が仕事でも夜遅くまで映画を観て、1年間で100本前後の作品を観ていました。ヒューマンドラマ、ラブストーリー、アクション、ファンタジー、スリラー、ホラー、古典、ドキュメンタリーなどオールジャンル、洋画邦画問わずに触れてきました。

10年程度続けていたので、かなりの量の作品に触れましたし、いろんな世界を見ることができました。結果として人に携わる仕事ができているのは、感性を磨いてきたことも要因ではないかと思います。当サイトではこれから、私のその経験を踏まえ、おすすめの映画を紹介していくので、何から観たら良いか教えて!という方は是非参考にしてください。

4.まとめ

感性を磨くのは一朝一夕でできるものではありません。ポイントで挙げたことを地道にやることで、感性は鋭くなっていきます。さらに感性磨きを加速させる方法として「インプット」と「アウトプット」を意識しましょう。何かを見たり聞いたり「インプット」したときは、必ず自分の言葉で誰かに話したり、文章に残したりして「アウトプット」してください。そうすることで自分自身がどう思うのかが研ぎ澄まされ、より感性に磨きがかかることでしょう。

この記事を探求できるおすすめ書籍5選

『感性のある人が習慣にしていること』SHOWKO

4万5000部を突破した、330年続く京都陶芸の名家に伝わる心を磨く暮らしのコツをまとめた一冊です。この記事では「感性とは、何かを見たり聞いたりしたときに心で感じること」と定義していますが、この本では感性を「目に見えない価値を感じ、正解のないことを選び抜ける力」として捉え、5つの習慣で身につける方法を紹介しています。特に「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」という実践的なアプローチは、この記事で伝えている「感性を磨くことで、思いやりが育まれ良好な人間関係が築ける」「視野が広がり様々な価値観を受け入れることができる」というメリットと深く繋がります。感性を高めることで自分の軸に気づき、周りの意見に惑わされず自分の人生を歩めるようになる、という視点が魅力的です。

『Joyful 感性を磨く本』イングリッド・フェテル・リー

20カ国で刊行された世界的ベストセラーで、世界最高の創造集団IDEOのフェローが神経科学と心理学の最新知見を網羅した一冊です。この記事では「感性が磨かれる時」として芸術作品に触れること、草木や花に触れること、知らない土地を訪れることなどを挙げていますが、この本では光、色、形など人がふだん目にするもので感性が自由自在に変化することを科学的に解説しています。「自由、魔法、驚き、超越」といった10の扉を開けることでセンスが開花するという考え方は、この記事で提案している「映画を通じて様々な世界を見る」というアプローチをより深い次元で理解させてくれます。小さな喜びに気づく力が養われ、人生が倍増するという視点も魅力的です。

『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』シド・フィールド

ハリウッド映画脚本の第一人者による、脚本術のバイブルとして世界中で読まれている名著です。この記事では「20代のころは1年間で100本前後の作品を観ていました」「いろんな世界を見ることができました」といったエピソードを伝えていますが、この本では映画の構造を深く理解することで、観る側としても作品をより深く味わえるようになります。三幕構成、キャラクター造形、プロットポイントなど、映画がどのように作られているかを知ることで、この記事で強調されている「インプットとアウトプット」の質が飛躍的に高まります。映画を観た後に自分の言葉で語る際、作品の構造を理解していることで感想の深みが増し、感性がより研ぎ澄まされるでしょう。

『知覚力を磨く 絵画を観察するように世界を見る技法』神田房枝

ビジネススクールで「知覚力」を教える著者による、アートを通じて物事を深く観察する力を養う一冊です。この記事では「感性を磨く一番の目的は、自分の固定概念にとらわれず、様々な見方で物事を捉えることができるようになること」と伝えていますが、この本ではまさにその能力を体系的に身につける方法を解説しています。ハーバード大学医学部でも導入されている「Visual Thinking Strategy(VTS)」という手法を使い、絵画を観察することで人の気持ちを捉えたり、場の空気を読んだりする能力が向上します。この記事で紹介している映画鑑賞と組み合わせることで、視覚芸術全般から感性を磨く力がさらに高まるでしょう。

『観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか』佐渡島庸平

編集者として『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』などのヒット作を生み出してきた著者による、観察力を鍛える実践的なメソッドを紹介した書籍です。この記事では「感性を磨くのは一朝一夕でできるものではありません。地道にやることで感性は鋭くなっていきます」と伝えていますが、この本では一流のクリエイターがどのように世界を観察し、それを創造に結びつけているかが具体的に解説されています。特に「インプットとアウトプットを意識しましょう。何かを見たり聞いたりインプットしたときは、必ず自分の言葉で誰かに話したり、文章に残したりしてアウトプットしてください」というこの記事のメッセージと一致する内容です。映画を観た後の感想のアウトプット方法や、日常の観察から創造性を引き出すヒントが満載で、感性に磨きをかけるための実践的なガイドになります。

参考文献

なし

コトバのチカラ

いい映画、いい本、いい音楽は、私たち皆にとって、人生の時を刻んでくれるようなものだと思うの。食べ物みたいに栄養を与えてくれる。
ペネロペ・クルス


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