第8回【初対面で好感度アップさせる方法】ほどよい失敗談を持っておこう

好感度と失敗談
もんとり
もんとり

初対面の相手とのコミュニケーションは、相手に良いところを見せよう、良いところを見せようとするものですが、完璧人間を演じるよりも弱いところを見せたほうが好感度は上がると言います。

こんな人に読んでほしい

・初対面のコミュニケーションが苦手な人

・相手に好印象を与えたい人

・自分の弱さを見せることが苦手な人

やってみよう!

(推奨人数:5人以上)
①自分の好感度をアップさせるような失敗談を各自3つ考える。
②それらをひとりずつ3つ発表する。
③他の人はそれを聞いて3つのうち、どれが一番好感度が高くなるか教えてあげる。
④全員分繰り返す。

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1.ポイント:失敗談は安心感を与える

初対面の人とは、一度は失敗談を話した方がよい。相手のマイナス面を見ることは、その人にとって安心につながるからだ。初対面では何かと良い印象を与えようと、いいことばかり話しがちだが、これでは近寄りがたい人になってしまう。

誰にでも披露できる当たり障りのない失敗談をいつもいくつか準備しておくとよいでしょう。

2.必要な準備

事前準備

特になし

用意するもの

特になし

3.参考例:著者の失敗例

①キャリア乗り換えキャンペーン

先日、スマホのキャリアをソフトバンクから楽天に変えました。楽天のキャンペーンを使って、25,000円相当のポイントバックもあるからと、意気揚々と更新月でもないのにソフトバンク解約、楽天契約を進めたのです。ポイントは2,3ヶ月後に付与される、とのことだったのですが、なぜか付与されない・・・。すぐに楽天のサポートに問い合わせましたが、キャンペーン適用の要件を満たしていないとの回答。改めてキャンペーン要件を見直すと、SMS送信を行っていませんでした。楽天サポートからは事務的な回答しかなく、結局ポイントは付与されることなく、25,000円分損してしまいました。

②駆け込み寺

京都に関東から友達が来るということで、四条河原町の川辺の居酒屋で飲みました。友達の友達も一緒で初対面だったのですが、3人で意気投合してしまい、気付いたときは1人10杯のビールを飲んでいました。大阪に家があるので、帰りは京都駅経由で大阪へ。京都駅で2人とは別れたのですが、すでにそのときにはフラフラであまり記憶に残っていません。そこからの電車は地獄。すごく酔っている上に、車内は座れないほど混んでいる。ドア際に立ち、込み上げてくるものを気合で押さえ、大阪駅まで耐えました。30分で着く距離ですが、1時間以上乗っているかと思うくらい意識が朦朧としていました。大阪駅に着くなり、駅のトイレが駆け込み寺に。きっと周りからはヤバイ奴と思われていたに違いありません。大阪駅からさらに電車に乗って家に帰ったのですが、大阪駅からの記憶はありません。

③食べるもの?

妻がぬか漬けきゅうりが好きだからと、スーパーでそれを買ってきてカットし、食卓に出しました。途端、「えーないない!」と何を騒いでいるのかと思いきや、「ぬかは洗わないと!」と言われました。昔、親が米ぬかをそのまま食べていたので、ぬかは食べるものと思っていましたが、ネットで調べても洗って食べてください、と書かれている。そうか、ぬか漬けのぬかは洗わないといけないんだな、と初めて知った出来事でした。

4.まとめ

初対面の人に話せる当たり障りのない失敗談ってなかなか思いつきません。この失敗は重すぎるとか、この失敗は美談に聞こえてしまいそうとか、私も参考例を書き始めるまで数日かかりました。

失敗談を考える上で意識したいことは「誰にでも起きうる身近なこと」です。その方が「私もやるけどこの人もこんな失敗するんだ」という親近感が湧きます。あとは誰もが興味を持つであろうテーマ「お金」「恋愛」などと絡めるとよりよい失敗談になるのではないでしょうか?

本番は文字ではなく言葉で話すため、どの話が一番好感度が上がるかは、実際に「やってみよう!」をしてみないと分からないと思います。親近感や安心を与える話を考えておき、うまく話ができるとよいですね。

参考文献

ゆうきゆう『マンガ 大人の心理学-絶対相手をトリコにする心理術』オーエス出版、2003年

コトバのチカラ

人間は神ではない。誤りをするところに人間味がある。
山本五十六

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