第59回【カードゲーム】即興うんちくを傾けて人気者になろう【ウソんチク】

もんとり

ねぇねぇ、血液型の「A・B・O」って昔は「A・B・C」だったらしいよ！こんなうんちくをサラッと言えたらいいと思いませんか？うんちくが日常生活の役に立つかは別にして、あの人は面白い話をたくさん持っていると思われると人気者になれるかもしれません。だけどうんちくなんてそんな知らないよと思う方も多いと思うので、使えるうんちくを楽しく学べるゲームをご紹介します。

こんな人に読んでほしい

・うんちく博士になって人気者になりたい人

・みんなで遊ぶカードゲームを探している人

・ウソを見抜く目を養いたい人

やってみよう！

①カードゲーム「ウソんちく」を用意する。

②みんなで集まる機会に「ウソんちく」を持っていく。

③ゲームのルール説明をする。

④各自スマホを使ってうんちくを調べる。

⑤ゲームスタート！

１．ポイント：ウソんちくを制する者がうんちくを制する
1. ゲーム概要（引用：楽天市場商品紹介より一部抜粋）
2. ゲームルールとポイント
２．必要な準備
３．参考例：うんちくをスマホで調べよう！
1. 血液型は昔「A型・B型・C型」だった
2. 「灯台下暗し」は戦時の避難場所だったことが起源
４．まとめ

１．ポイント：ウソんちくを制する者がうんちくを制する

今回はノンプロダクトプロダクション社の「ウソんチク」というカードゲームのご紹介（PR）です。ノンプロダクトプロダクションは3人でボードゲームを製作している小さな会社ですので、このカードゲームはなかなか手に入りません。見つけたときには早めに購入されることをお勧めします。

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PANAINO

ゲーム概要（引用：楽天市場商品紹介より一部抜粋）

このうんちくは・・・ウソ？ホント？スマホを使った即興うんちくメイキングゲームです。

プレイヤーごとに与えられたお題について、各自はスマホを使ってうんちくを調べます。ただし、「本当のうんちく」か「嘘のうんちく」のどちらを言うかは指示カードによって指定されます。本当のうんちくを言うなら、みんなが嘘だと思ってしまうようなうんちくを調べましょう。嘘のうんちくを言うなら、みんなが本当だと思ってしまうようなうんちくを考えましょう。うんちくを発表して、他のプレイヤーの「ホント」「ウソ」の予想を外させればポイントゲットです。

プレイ人数：2～5人／プレイ時間：30分／対象年齢：10歳～

出典：楽天市場（出品者：PANAINO）https://item.rakuten.co.jp/panaino/4994460529637/

ゲームルールとポイント

箱の中には「指示カード」と「お題カード」が入っています。指示カードには「ホントんチク」と「ウソんチク」がありますので、まず山から指示カードを引きます。「ホントんチク」を引いたら「ウソのようなホントのうんちく」を、「ウソんチク」を「ホントのようなウソのうんちく」を考えて、他の人の予想を外させればポイントゲットです。早く5ポイント獲得した人が勝利です。

「お題カード」にはうんちくを語るためのお題が書かれていますので、その中から一つを選び、それにまつわるうんちくをスマホを使って調べます。最初は「お題カード」を使って楽しめますが、何度も遊ぶとうんちくの内容がかぶる可能性も出てきますので、後々はオリジナルで新しいお題カードを作るか、お題フリーでゲームをしましょう。

遊べば遊ぶほど、みんなのうんちくは溜まっていきます。ただ別の場所でうんちくを話すときに、間違ってウソんチクを話してしまわないように気をつけましょう。

２．必要な準備

事前準備

初回は特になし。2回目以降は各自うんちくを調べてきてもらうと、より場が盛り上がります。

用意するもの

・カードゲーム「ウソんちく」

・スマホ

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３．参考例：うんちくをスマホで調べよう！

血液型は昔「A型・B型・C型」だった

オーストリア・ハンガリー出身のラントシュタイナーは、AB型以外の3つの型を見つけ、1930年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。その発表時は「A型・B型・C型」でした。

A型抗原（細菌・ウイルス・毒などの免疫反応を引き起こす物質）を持つものを「A型」、B型抗原を持つものを「B型」、どちらの抗原も持たないものを「C型」としましたが、どちらの抗原も持たない＝「０（ゼロ）」が変化し後に「O型」となりました。

このうんちくは・・・【ホントんチク】です！

「灯台下暗し」は戦時の避難場所だったことが起源

1869年、日本初の岬に立つ灯台「観音埼灯台」が、今の神奈川県横須賀市の三浦半島にできました。日本に立つ灯台の下は戦時、爆撃から逃れる避難場所として使われることが多かったため、「灯台下暗し」（人は身近なことには気づかないもの）という言葉が使われるようになりました。

このうんちくは・・・【ウソんチク】です！

このうんちくのホントは、「灯台」＝鎌倉時代末期から使われていた「燭台・灯明台」のこと。燭台とはろうそくを立てて火を灯す灯火具のことです。その燭台の下が暗いというわけです。よって、ことわざ「灯台下暗し」の灯台は港や岬にある灯台ではありません。

４．まとめ

やってみると分かりますが、ホントんチクの時はいかにウソっぽいうんちくを選ぶか、いかにウソっぽく伝えるか、話し方にもコツがいります。逆にウソんチクの時は、スマホで調べてもウソのうんちくは出てこないので、ホントのうんちくをひねったり、ウソに作り変えたりする必要があります。個人的にはウソんチクの方が時間がかかりました。

このゲームを通じて「ウソを見抜く力」も身に付きます。相手の話し方や目線、話の内容の矛盾点など、あらゆることに気を配りながらウソを見抜きましょう。