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第14回【カードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】|表現力と相手を読む力が自然と身につく爆笑コミュニケーションゲーム

【ボードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】 ゲームから学ぼう
もんとり
もんとり

「えっ、その”はぁ”、どういう意味!?」
テーブルの向こうで、友人がひと言だけ言いました。「はぁ」。でもその”はぁ”が、告白を断られた失意の”はぁ”なのか、感動で涙があふれるほどの”はぁ〜”なのか、それとも理不尽なことを言われたときの怒りの”はぁ?”なのか——声と表情だけが頼りです。

 

遊び始めると、テーブルには笑いとざわめきが絶えません。「えー!そっちの”はぁ”だったの!?」「全然わかんなかった!もう1回!」。ルール説明は1〜2分で終わるのに、気づいたら30分以上遊んでいる。それが「はぁって言うゲーム」の正体です。

 

このゲームが面白いのは、ゲームの強さや知識量がまったく関係ないからです。子どもも大人も、ゲーム初心者もベテランも、同じルールで同じ土俵に立てます。そして笑いながら気づいていきます——同じ一言でも、伝え方ひとつでこんなに違って届くのかと。

こんな人に読んでほしい

・新しい仲間とすぐに打ち解けられるゲームを探している人

・言葉以外の表現力や、相手の感情を読む力を楽しく鍛えたい人

・ルールがシンプルで、年齢や経験に関係なく全員が対等に楽しめるゲームを探している人

やってみよう!

①ボードゲーム「はぁって言うゲーム」を用意する。

②この記事を参考にルール説明をする(1〜2分でできます!)。

③ゲームスタート!最初の1回は「声のトーンと表情をいつもの3倍大げさに」を合言葉に遊んでみよう。

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1.ポイント:なぜ同じ一言でこんなに盛り上がるのか

「はぁって言うゲーム」は、2018年に幻冬舎から発売された国産コミュニケーションゲームです。発売後すぐに品薄が続出し、じわじわと口コミで広がった結果、累計販売数が伸び続けているロングセラーです。TV番組やSNSでも多数取り上げられ、「やったことある!」という人が急増しています。

このゲームの核心は驚くほどシンプルです。「同じ言葉でも、状況によってまったく違う意味になる」という日常的な事実をゲームにした、その発想のユニークさにあります。私たちは毎日「あ」とか「え」とか「うん」とか、意味のある短い言葉を使っています。でもその言葉がどんな感情を乗せているかは、声・表情・間・抑揚によって全然違います。このゲームはその「言葉の裏にあるもの」を読む力を、笑いながら鍛えられる場です。

【ボードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】01

このゲームで身に付く力

表現力(声・表情・雰囲気で感情を伝える力)
観察力・共感力(相手の微妙なニュアンスを読み取る力)
非言語コミュニケーション力(言葉以外で伝える・受け取る力)
瞬発力・度胸(人前で感情を表現することへの抵抗感をなくす)

ゲーム概要

お題カードに書かれた言葉(「はぁ」「なるほど」「ありがとう」など8種類)を、指定されたシチュエーション(A〜H)で表現します。当てる側は声と表情だけを手がかりに、どのシチュエーションかを推測します。

推奨プレイ人数:2〜8人 プレイ時間:15〜30分 対象年齢:8歳以上

ゲームのルールとポイント

ルールは3つだけ。これさえ覚えればすぐに遊べます!

ルール①:お題カードを全員で確認する

お題カードを1枚引きます。カードにはひとつの言葉と、それを言う8種類のシチュエーション(A〜H)が書かれています。

例えば「はぁ」というお題カードであれば——

A:感動したときの「はぁ〜」
B:理不尽なことを言われたときの「はぁ?」
C:疲れてため息をついたときの「はぁ」
D:告白するときの緊張した「はぁ」
E:怖くて声が出なかったときの「はぁ」
・・・

……といった具合に、同じ「はぁ」でも全員が共感できる8つの状況が並んでいます。カードの内容は全員が確認します。「自分はどの状況で表現するか」を選ぶのは、表現者の番が来てから、こっそり決めます。

ルール②:表現者は声と表情だけで「自分のシーン」を演じる

表現者が自分のシーン(AからHのどれか)を心の中で決め、そのシチュエーションの人物になりきって言葉を発します。使っていいのは「声・表情・身振り」のみ。言葉の説明やヒントは一切禁止です。

ここがこのゲームの最大の面白さです。「はぁ」というたった2文字のひらがなに、怒り・感動・疲労・恐怖・恋愛の緊張感……まったく異なる感情を乗せなければなりません。

ルール③:当てる人は解答カードで同時に答える

表現を見た他のプレイヤーは、手持ちの解答カード(A〜Hの8枚)から「これだ!」と思うカードを1枚選び、全員同時にオープンします。一斉に公開することで、「あ、みんな違うの当てた!」「え、全員同じ答え?」という盛り上がりが生まれます。

得点の数え方

正解のシーンを当てたプレイヤーと、当てられた表現者の両方に1点ずつ入ります。「当てる力」と「伝える力」の両方が問われる設計です。全員が正解した場合は表現者の得点なし(あまりにも簡単すぎたということ)、誰も正解しなかった場合は表現者の得点なし(伝えきれなかったということ)。絶妙なバランスで笑いと悔しさが生まれます。

【ボードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】02

2.必要な準備

事前準備

特になし。カードを開封してすぐに遊べます。

用意するもの

カードゲーム「はぁって言うゲーム」

3.参考例:初心者が知っておきたい3つのコツ

「はぁって言うゲーム」を初めて遊ぶとき、「どう表現すればいいかわからない」「恥ずかしくてうまくできない」と感じる人も多いです。まずはこの3つのコツだけ意識してみましょう。

(1)声のトーンと速さを大胆に変えてみる

初心者がやってしまいがちなのが、いつもの話し声と変わらないトーンで「はぁ」と言ってしまうことです。同じ「はぁ」でも、低くゆっくりと言えば疲労やため息、高く跳ね上げるように言えば驚き、鋭く短く言えば怒りや疑問になります。声のトーン・高さ・速さ・大きさをいつもの3倍大げさに変えることを意識するだけで、格段に伝わりやすくなります。「恥ずかしい」という気持ちはいったん横に置いて、思い切ってやってみましょう。そのギャップが笑いになり、場の空気が温まります。

(2)表情とジェスチャーをフル活用する

このゲームは「言葉だけ」ではなく「表情や身振り」も使えます。感動のシーンなら目を潤ませるように、怒りのシーンなら眉をひそめるように——顔全体を使った表現が伝わりやすさを大きく左右します。「言葉を発する一瞬前の表情」が、実はもっとも多くの情報を伝えています。逆に言えば当てる側も、声が出る前の一瞬の間や表情の変化に注目すると、正解率がぐっと上がります。

(3)「上手く演じよう」ではなく「なりきろう」

表現が上手な人が勝つゲームではありません。「演技を上手く見せよう」と考えると、かえってぎこちなくなります。コツは「そのシチュエーションの人物に完全になりきること」です。告白するシーンなら、本当に緊張している自分をイメージする。感動のシーンなら、実際に感動した記憶を思い出す。リアルな感情が声に乗ったとき、相手にはっきり伝わります。「演じる」より「なる」——それがこのゲームの最大のコツです。

【ボードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】03

4.まとめ:笑いながら、相手のことがわかってくる

「はぁって言うゲーム」を何度か遊んでいると、ふと気づくことがあります。「あの人の表現、すごくリアルだな」「この人は感情を表に出すのが得意なんだ」「意外とこの人の”怒り”、わかりやすい」——と。

人の表現の仕方には、その人らしさが出ます。感情豊かな人、クールに演じようとする人、思い切りがよくてすぐ笑わせてしまう人。同じゲームをしていても、プレイの仕方に個性があふれています。

日常のコミュニケーションでも同じことが起きています。私たちは言葉の意味だけを受け取っているのではなく、声のトーン・表情・間・雰囲気から相手の感情を読んでいます。それを意識せずにやっていることを、このゲームは「意識的に楽しむ場」に変えてくれます。

ゲームが終わったとき、笑いとともに「あの人ってこういう人なんだ」という発見が残ります。新しい仲間との最初の1時間に、職場の懇親会に、家族の食卓に——どんな場面にも馴染む、不思議な温かさのあるゲームです。まず1回、気軽に遊んでみてください。

【ボードゲーム】同じ「はぁ」が、こんなに違う!【はぁって言うゲーム】04

関連おすすめボードゲーム3選

ito(イト)

プレイ人数:2〜13人 プレイ時間:20〜30分 対象年齢:10歳以上

手札の数字(1〜100)を言葉に変えて仲間に伝え、全員の数字を小さい順に並べることを目指す協力ゲームです。「はぁって言うゲーム」が「感情を声で伝える」ゲームだとすれば、こちらは「感覚を言葉に変えて伝える」ゲームです。「50という数字を”辛さ”で例えると?」「100に近い数字を”重さ”で表すと?」という問いに、各自が言葉を探す過程が面白く、言語化力と共感力の両方が鍛えられます。はぁって言うゲームで「伝えることの難しさ」を体感した後に遊ぶと、新しい楽しさの発見があります。

ごきぶりポーカー

プレイ人数:2〜6人 プレイ時間:20〜30分 対象年齢:8歳以上

カードを隣の人に渡しながら「これはカラスです」と宣言し、相手が「本当」か「嘘」かを見抜く心理戦ゲームです。「はぁって言うゲーム」が「感情を伝える表現力」を鍛えるとすれば、こちらは「相手の表情・声・態度から嘘を見抜く観察力」を鍛えるゲームです。嘘をつきながら笑わずにいられるか、相手の微妙な変化を読めるか——コミュニケーションの裏側にある「読み合い」の感覚が楽しめます。はぁって言うゲームの「観察力」をさらに深めたい人に最適の次のゲームです。

コードネーム

プレイ人数:2〜8人 プレイ時間:15〜30分 対象年齢:10歳以上

2チームに分かれ、スパイマスターが「1つのヒントワード」だけで仲間に複数のカードを当てさせる言葉ゲームです。「はぁって言うゲーム」が「1つの言葉をいかに伝えるか」のゲームなら、こちらは「1つの言葉でいかに多くのものを伝えるか」のゲームです。「チームメンバーがどんな連想をするか」を考えながらヒントを出す作業は、相手の思考回路を想像する力を鍛えます。言葉を選ぶセンスと、チームの共通認識を探る楽しさが詰まったゲームです。

この学びを探求できるおすすめ書籍3選

『伝え方が9割』佐々木圭一

累計170万部超の大ベストセラー。コピーライターとして数多くの言葉を生み出してきた著者が、「なぜ同じ内容でも伝わる人と伝わらない人がいるのか」を体系的に解き明かした一冊です。「はぁって言うゲーム」で実感した「伝え方ひとつで受け取られ方がこんなに違う」という気づきを、日常のコミュニケーションに活かす具体的な技術が学べます。「強い言葉をつくる3つの法則」「NOをYESに変える5つのステップ」など、明日から使えるフレームワークが豊富。ゲームで感じた「伝わったときの手応え」を、仕事や日常に意識的に持ち込むための最初の一冊です。

『超コミュ力』田村淳

ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、芸能界で30年かけて培った「好かれるコミュニケーション力」の核心を書き下ろした一冊。「コミュ力に『上手に話す力』はいらない」という著者の主張は、「はぁって言うゲーム」で「うまく演じようとするより、なりきった方が伝わる」と体感したことと完全に一致します。「聞く力」「相手に興味を持つ力」「空気を読む力」など、言葉以外のコミュニケーション力の本質が、実体験をもとに語られています。発売前から重版が決定した話題作で、ゲームで「伝える・読む」の楽しさに目覚めた人の次の一冊として最適です。

『空気を読む脳』中野信子

脳科学者・中野信子氏が、「なぜ人は空気を読めるのか・読めないのか」を神経科学の視点から解き明かした一冊。「はぁって言うゲーム」で体験した「声や表情から相手の感情を読み取る」という行為が、脳のどんなメカニズムで起きているのかがわかります。ミラーニューロン・共感の神経基盤・表情認識の仕組みなど、ゲームで直感的に体験したことが科学的に裏付けられていくのが読みどころです。「あの人はなんで空気が読めないんだろう」という疑問や、「自分の観察力をもっと鍛えたい」という人に、まったく違う視点を与えてくれる知的好奇心を刺激する一冊です。

基本情報

正式名称:はぁって言うゲーム
発売年:2018年
販売:幻冬舎
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:15〜30分
対象年齢:8歳以上
収録内容:お題カード8枚・解答カード(A〜H)8人分
派生版:はぁって言うゲーム2 / はぁって言うゲーム 合体版 など

コトバのチカラ

コミュニケーションにおいて最も重要なことは、言葉にされていないことを聞き取ることだ。

ピーター・ドラッカー


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