あなたにとって一流の人とはどういう人ですか?言葉ではなかなか説明できないものですが、一流の人の立ち振る舞いを学ぶことで、あなたの第一印象を上げることができます!
・第一印象を良くしたい人
・営業をしている人
・一流の立ち振る舞いに触れたい人
(推奨人数:3人以上)
①「一流」という言葉から連想するサービスを思いつく限り書き出してみる。
②一ヶ月以内にそれを一つ体験してみる。
③何を学べたか、みんなで共有してみる。
1.ポイント:一流の場に出向こう
営業活動や初対面の交流で、相手の心を掴むのに大切なことは「第一印象」です。なんかこいつは違うな!と思わせるような立ち振る舞いしたいものです。しかし、そのやり方を説明するのは難しいものです。
例えば「威厳がある」「オーラが出ている」と表現することはできますが、それがどういったものかは、それに触れることでしか学べないのです。だから一流の立ち振る舞いを学ぶには、一流の場所に出向くこと。身をもって感じることが、一流になる近道なのです。
2.必要な準備
特になし
・ノート(A4用紙可)
・ペン
3.参考例:一流サービスの例
まず、「やってみよう!」①で一流のサービスを書き出してみてみましょう。著者門鳥が想像する体験してみたい一流サービスを挙げますので参考にしてください。
・一流ホテルのボーイさんの立ち振る舞いを観察する
・高級ホテルのレストランやカフェで食事をする
・グリーン車に乗ってみる
・一流ホテルに電話してみて受け答えから学ぶ
・高級ブランドの店舗に行ってみる
・アナウンサーの所作を真似してみる
・都会のタワーマンションを内覧してみる
・高級地の分譲物件ギャラリーに行ってみる
・外車ディーラーで話を聞いてみる
・飛行機のファーストクラスに乗ってみる
4.まとめ
一流と聞くと、TV番組「芸能人格付けチェック」を思い出します。あの番組も一流、二流、三流、そっくりさん、映す価値なしとランク分けされます。一流であれば分かるはずの食材やワイン、芸術を題材にチェックされる番組です。「一流」であるはずの人達が、二流、三流と落ちていく姿が視聴者にはウケるのでしょう。
番組の内容からも分かるように、高級な肉は食べたことがないと味は分からないですし、高級な楽器の音色はそういう場所に行って聴いたことがなければ何がいいのか分かりません。
つまり、体験をすることが一番の学びであり、その学びを自分の立ち振る舞いに取り入れることで、第一印象を良くすることができるのです。必ずしもお金がかかる体験ばかりではないですが、良質なものを知るには少なからずお金がかかります。ちょっと背伸びして届く一流を体験し、気づいたら背伸びしなくても届くレベルまで成長していた、なんてことはよくあることです。体験の学びを「自分に取り入れること」を忘れずに一度やってみましょう!きっと世界が変わります!
参考文献
いとう伸『営業は「つかみ1秒、あと楽勝!」』 あさ出版、2005年
君たち、漫画から漫画の勉強するのはやめなさい。一流の映画を観ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。
手塚治虫
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