第42回【自己肯定感を高める】いつも「ありがとう」で返そう|謙遜癖を直して自信と魅力を身につける褒め言葉への正しい反応術

感謝の言葉で自己肯定感を高める
もんとり
もんとり

「仕事うまくいったみたいだね」「その服、似合うじゃないか」そう褒められたときにどう答えるでしょうか。「いやいや、たまたまラッキーだったんだよ」「そうでもないよ」と答えていませんか?今回は褒められたらいつもありがとうで返すことを癖づける練習をしましょう!

こんな人に読んでほしい

・自分に自信がない人
・いつも謙遜してしまう人
・ありがとうの力を知りたい人

やってみよう!

(推奨人数:5人以上)

①チームで自分以外の人の褒める点を挙げる。
②終わったら順番にその人をほめる。
③どんなに照れようが「ありがとう」で返す。

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1.ポイント:謙遜ではなく「ありがとう」

あなたの無意識は聞いた言葉そのままを理解する。謙遜もいいけれど、褒められたときは「ありがとう」と言おう。人生の成功者はインタビューでみな一様にこう答えている。賛辞や祝福は「ありがとう」で受けよう。

なぜ「ありがとう」で受けることがよいのかというと、褒める側の立場を考えてみると分かります。

あなたは誰かを褒めるとき、謙遜して欲しくて褒めるでしょうか?褒めたのにアイツ驕りやがって!と思うでしょうか?

心から称賛してくれたことに謙遜で返すと、相手は否定されたような気持ちになってしまいます。素直なコミュニケーションでは、素直に感謝も伝えるべきなのです。

2.必要な準備

事前準備

チームを組むときは、ある程度お互いを知っている人同士にすること。

用意するもの

・メモ用紙(褒める点を書き込むためのもの)
・ペン

3.参考例:ヒーローインタビュー

プロ野球でのヒーローインタビューを想像してほしい。

「○○さん!本日のサヨナラタイムリーおすごかったですね!」
「いえいえ、そんなことないですよ」
という受け応えを聞いたことがあるだろうか?

やっぱりファンや視聴者が望んでいる回答は謙遜ではなく「ありがとうございます」だろう。謙遜では「そんな弱気でどうする!?」と叱責すら受けかねない。

だから褒められたり称賛されたりしたら、まずは「ありがとう」。あなただけでなく、お互いが気持ちよくなるコミュニケーションを取りましょう!

4.まとめ

日本には謙遜の文化があるので、自分がやったことに対して褒められても自信を持って「ありがとう」と言える人が少ないです。「つまらないものですが」とか「至らぬ点もありますが」とかよく聞きますよね。

自然と感謝の言葉を出せる人は自己肯定感が高く見られますし、周りからも魅力的に映ります。今は昔ほど集団に合わせる社会でもなく、個人が影響力を持てる時代です。そのような社会では、自分の強みや魅力を外に示すことが必須のスキルになっていくことでしょう。

さあ、今日から自信を持って「ありがとう!」と言ってみましょう!!

この記事を探求できるおすすめ書籍5選

『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』中島輝

自己肯定感の第一人者による、大ベストセラーになった一冊です。この記事では「自然と感謝の言葉を出せる人は自己肯定感が高く見られますし、周りからも魅力的に映ります」と伝えていますが、この本では自己肯定感を6つの感(自尊感情、自己受容感、自己効力感、自己信頼感、自己決定感、自己有用感)に分解し、それぞれを高める具体的な方法を豊富なイラストや図とともに解説しています。自分の現在の状態を判断するチェックシートも付いており、この記事で紹介している「褒められたときにありがとうで返す」という習慣が、なぜ自己肯定感を高めるのかを理論的に理解できます。エビデンスに基づいた方法が満載で、自信がない理由がわからない人にも最適です。

『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法』根本裕幸

人気心理カウンセラーによる、他人の感情や状況に敏感すぎて自分を出せない人に特化した一冊です。この記事では「日本には謙遜の文化があるので、自分がやったことに対して褒められても自信を持ってありがとうと言える人が少ない」という指摘をしていますが、この本ではまさにその謙遜癖や自己否定の背景を丁寧に解説し、7日間で実践できる具体的なステップを親しみやすいイラストとともに紹介しています。特に「褒められたときの謙遜」が自己肯定感を下げるメカニズムと、それを「ありがとう」に変えることで得られる心理的効果が詳しく説明されており、この記事のワークショップと併せて実践することでより効果が高まります。

『人生を変える言葉「ありがとう」 絶対、運がよくなる感謝法』野坂礼子

唱えるだけで幸運になる魔法の言葉「ありがとう」の効果を高める方法を紹介した、感謝法の実践書です。この記事では「褒められたり称賛されたりしたら、まずはありがとう。あなただけでなく、お互いが気持ちよくなるコミュニケーションを取りましょう」というメッセージを伝えていますが、この本では太陽に向かってありがとうと言う、ありがとうを唱えながら眠るなど、具体的な感謝法の実践術が収録されています。ありがとう呼吸法やツイテル体操といったすぐにできる方法も紹介されており、全国から「恋人ができた」「自分を好きになれた」といった喜びの声が寄せられています。この記事で引用している松下幸之助の「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」という言葉を実践する具体的な方法を学べます。

『一生使える!プロカウンセラーの 自己肯定感の基本』古宮昇

本当の自己肯定感の基本と正しい知識が得られる、決定版的な内容の一冊です。この記事では「あなたの無意識は聞いた言葉そのままを理解する。謙遜もいいけれど、褒められたときはありがとうと言おう」という洞察をしていますが、この本では間違った自己肯定感の高め方を正し、真の自己肯定感を育む方法を専門的な視点から解説しています。日々自ら実践できるセルフワークや心の痛みを解消した実例、さらには心理カウンセリングに関するQ&Aも収録されており、この記事で紹介している「ヒーローインタビュー」のような場面で、なぜ謙遜ではなく感謝が重要なのかを心理学的に理解できます。自分を好きでいられて大切にできる感覚を育てるための基本書です。

『自分を好きになりたい。自己肯定感を上げるためにやってみたこと』わたなべぽん

幼少期の親子関係がきっかけで自己肯定感が低くなってしまった著者が、自己肯定感を高めるまでの経験を克明に記したコミックエッセイです。この記事では「自分から会話をするのが苦手な人」「いつも謙遜してしまう人」をターゲットにしたワークショップを紹介していますが、この本ではまさにそうした悩みを持つ著者が、実際に自己肯定感を高められた具体的な方法をサクサクと読みやすい漫画形式で紹介しています。同じように親や家族との関係から自己肯定感が低くなってしまった方、謙遜癖が抜けない方にとって、実体験に基づいた共感できる内容が満載です。この記事で提案している「褒められたらありがとうで返す練習」を日常生活でどう実践していくかのヒントが詰まっています。

参考文献

デニス・ウェイトリー『成功の心理学―勝者となるための10の行動指針(ライフ&ビジネスシリーズ)』ダイヤモンド社、2003年

コトバのチカラ

感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく
松下幸之助


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