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第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】|空間認識力と戦略思考を遊びながら鍛える世界的名作

第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】 ゲームから学ぼう
もんとり
もんとり

「自分のピースの角と角をつなぐだけ」ルールの説明はたったこれだけです。でも実際に遊び始めると、気づいたら誰も黙っていられなくなります。「あー、そこに置いちゃうの!」「ちょっと待って、まだ考えてる!」。テーブルの上で4色のピースが絡み合い、盤面がどんどん埋まっていく。その緊張感と達成感が、一度遊んだら忘れられない体験をつくり出します。

こんな人に読んでほしい

・子どもと一緒に楽しめるボードゲームを探している人

・空間認識力や先を読む思考力を遊びながら鍛えたい人

・ルールがシンプルで、でも奥深いゲームを探している人

やってみよう!

①ボードゲーム「ブロックス」を用意する。

②この記事を参考にルール説明をする(1分でできます!)。

③ゲームスタート!まずは「大きいピースから使う」を意識して1回遊んでみよう。

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1.ポイント:角をつなぐだけなのに、なぜこんなに面白いのか

世界50ヶ国以上で親しまれているボードゲーム「ブロックス(Blokus)」は、2000年の発売直後にパリ トイグランプリを受賞し、2002年にはドイツ年間ゲーム大賞のノミネートを獲得。さらにアメリカのMENSA(高IQ団体)が選ぶ優秀ゲーム「MENSA SELECT」にも選ばれた、世界が認める知育ボードゲームです。8歳から100歳まで一緒に楽しめる、まさに家族みんなのゲームです。

ブロックスは、フランスのベルナール・タビシアンが考案し、2000年にフランスのSekkoia社より発売されたボードゲーム。日本では現在、マテル・インターナショナルより販売されています。

このゲームの魅力は「ルールは1分で覚えられるほどシンプルなのに、戦略の深さは無限大」という点にあります。遊ぶたびに盤面の形が変わり、同じ展開が二度と起きません。

第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】02

このゲームで身に付く力

空間認識力(ピースの形を頭の中で回転・配置するイメージ力)
先読み力・戦略的思考力
状況判断力・柔軟な対応力
集中力・観察力

ゲーム概要

20×20マスのボードの上に、4色のピースを交互に置いていく陣取りゲームです。各プレイヤーは1〜5マスで構成された形の異なる21種類のピースを持ちます。ゲーム終了時に手元に残ったピースのマス目の合計が一番少ない人の勝ちです。

推奨プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:15〜30分
対象年齢:8歳以上

ゲームのルールとポイント

ルールはたったの3つだけ。これさえ覚えればすぐに遊べます!

ルール① 最初のピースはボードのすみに置く

ゲームの始めに各プレイヤーは好きなピースを1枚選び、ボードの4つのすみのうち自分の担当するすみのマスをふさぐように置きます。青は左上、赤は右上、黄は右下、緑は左下がスタート位置です。

ルール② 2枚目からは「自分のピースの角と角」がつながるように置く

ここがブロックスの一番のポイントです。次のターンから、すでに置いた自分のピースと「角(かど)だけ」がつながるように次のピースを置きます。

自分のピースの角と角がくっついている
自分のピースの辺(横の面)がくっついている
自分のピースとまったく離れた場所に置く

ただし、他の色のピースとは辺がくっついても全く問題ありません。むしろ、他のプレイヤーの色のピースの隙間をぬって自分のピースを差し込む「すり抜け」が、このゲームの醍醐味のひとつです。

ルール③ 置ける場所がなくなったらパス、全員がパスしたらゲーム終了

手持ちのピースをどこにも置けなくなったらパスします。全員がパスした時点でゲーム終了です。

得点の数え方

ゲームが終わったら、手元に残ったピースのマス目をかぞえます。その数が一番少ない人が勝ちです。たとえばピースが2枚残っていて、それぞれ4マスと5マスなら合計9点。点数は少ない方がいい!というゲームです。

さらに、全部のピースを置ききれた場合はボーナスがあります。全21枚を使い切ると15点マイナス(つまり非常に有利な計算になります)。さらに最後の1枚が1マスのピースだった場合は追加で5点のボーナスがつき、合計20点のボーナスになります。

第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】01

2.必要な準備

事前準備

4人仲間で集まりましょう。(初めての場合はこの記事を読んでおくとスムーズです)

用意するもの

・ボードゲーム「ブロックス」

3.参考例:初心者が知っておきたい3つのコツ

ブロックスを初めて遊ぶとき、「どこに置けばいいかわからない…」と迷ってしまう人も多いです。まずはこの3つのコツだけ意識してみましょう。

第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】03

(1)大きいピース(5マス)から先に使う!

手元には1マスのピースから5マスのピースまであります。ゲームが進むにつれてボードが埋まっていくと、大きなピースを置けるスペースがどんどんなくなっていきます。序盤のうちに5マスのピース(最大サイズ)から使い始めて、中盤以降は小さいピースで細かい隙間をぬっていく戦略が基本です。大きいピースを温存しすぎると、終盤に置けないまま残ってしまい大量の失点につながります。

(2)中央に向かって広げる!

スタートはボードのすみからですが、そのまますみに留まっていると使えるスペースが狭くなってしまいます。序盤は積極的にボードの中央に向けてピースを伸ばしていきましょう。中央まで到達できると、四方八方に展開できる選択肢が広がり、より多くのピースを置けるようになります。

(3)相手を囲みすぎず、自分の道を確保する!

相手を妨害することに夢中になりすぎると、自分のピースを置けるルートがなくなってしまうことがあります。「相手の邪魔をする」と「自分の道を広げる」の両方を同時に考えるのがブロックスの面白さです。特に2〜3手先を読みながら、自分がどこに向かって進んでいくかをイメージしながら置いてみましょう。

4.まとめ:ルールは1分、でも終わったらもう1回やりたくなる

ブロックスの箱には「ルールは1分で覚えられるほどカンタン!」と書かれています。実際に遊んだ人のほぼ全員が「えっ、もう1回やっていい?」となります。それがブロックスの本当の魅力です。

子どもは大人のピースを置いた後の隙間を必死に探し、大人は子どもの予想外の置き方に驚かされる。経験も年齢も関係なく、同じテーブルで同じルールで楽しめる。そんなゲームはなかなかありません。

遊ぶうちに自然と「次はどこに置けるか」「相手はどこを狙っているか」という先読みの習慣が身につき、空間認識力や戦略的思考力が鍛えられていきます。でも一番大切なのは、楽しむこと。まず1回、気軽に遊んでみてください!

第12回【ボードゲーム】角をつないで陣地を広げろ!【ブロックス】04

関連おすすめボードゲーム3選

カルカソンヌ

プレイ人数:2〜5人 / プレイ時間:30〜45分 / 対象年齢:7歳以上

タイルを並べてフランスの街を完成させる陣取りボードゲーム。ブロックスと同じく「どこに置くか」を考える空間認識力が試されますが、タイルをつなげて城や道を完成させるという建設的な楽しさが加わります。2001年のドイツ年間ゲーム大賞受賞の世界的名作で、ブロックスの次のステップとして最適です。

ペンギンパーティ

プレイ人数:2〜6人 / プレイ時間:15〜20分 / 対象年齢:6歳以上

カードを三角形に積み上げていくシンプルなゲーム。ブロックスと同じく空間・配置を考えながら遊ぶゲームですが、さらに年齢の低い子どもでもすぐに遊べるコンパクトな設計です。家族の中にまだ小さな子どもがいるときの入門ゲームとしておすすめです。

コリドール(Quoridor)

プレイ人数:2〜4人 / プレイ時間:15〜20分 / 対象年齢:6歳以上

壁を立てながらゴールを目指すシンプルな戦略ゲーム。相手の道をふさぎながら自分は最短経路を探すという、ブロックスの「妨害しながら自分の道を確保する」という感覚に近いゲームです。コンパクトで持ち運びしやすく、2人でじっくり対戦したいときにぴったりです。

この学びを探求できるおすすめ書籍3選

 『ボードゲームって本当におもしろいの? ボードゲームクロスレビュー』ふうか

2006年からボードゲームをプレイし続け、2,300タイトル以上のプレイ日記をブログに公開してきたボードゲーム界の有名ブロガー「ふうか」氏が、ボードゲームに遊び慣れていない9名と一緒にドイツ年間ゲーム大賞受賞作を中心とした名作48タイトルを実際にプレイし、その率直な感想を10点満点でクロスレビューした一冊です。「ブロックス」「カルカソンヌ」「カタン」「ドミニオン」「パンデミック」など、ボードゲームを始めたばかりの人が気になる定番ゲームが網羅されており、初心者目線のリアルな感想が読めるのが最大の特徴です。「この人の好みが自分に近いな」と感じるレビュアーを見つけながら読むことで、次に買うゲームの参考にもなります。全編カラーで写真も豊富。ブロックスをきっかけにボードゲームの世界に足を踏み入れた人が、次のゲームを探すためのガイドブックとして最適な一冊です。

『ゲーム理論の〈裏口〉入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法』野田俊也

東京大学大学院経済学研究科の講師であり、自身もボードゲーム愛好家である著者が、カタン・カルカソンヌ・インカの黄金など実際のボードゲームを題材にゲーム理論をわかりやすく解説した入門書です。「相手の出方をどう読むか」「協力すべきか妨害すべきか判断する」という考え方は、ブロックスで相手のピースの動きを読みながら自分の戦略を立てる場面と直結します。数学の難しい前提知識は不要で、ボードゲームが好きな人が「なぜこの戦略が正しいのか」を理論で理解したいと思ったとき、最初に手に取るべき一冊です。東洋経済オンラインでも話題になった注目作です。

『ゲーム理論入門の入門』鎌田雄一郎

「相手がどう動くかを予測する」「複数の選択肢の中から最善手を選ぶ」といった戦略的思考の基礎を、数式に頼らず丁寧に解説した岩波新書のロングセラーです。ブロックスをただ楽しむだけでなく、「なぜそこに置くのがベストなのか」「相手はどこを狙っているのか」という思考を言語化・体系化したいと感じた人に最適な一冊です。ゲームの中で自然と使っている直感的な判断が、実はゲーム理論の「ナッシュ均衡」や「支配戦略」といった概念とつながっていることがわかると、ブロックスの見え方が大きく変わります。難しそうに見えて読みやすく、ゲームを何度も楽しんだ後に読むと新たな発見があります。

基本情報

正式名称:ブロックス(Blokus)
発売年:2000年(フランス) / 日本:2002年〜
デザイン:ベルナール・タビシアン
販売:マテル・インターナショナル
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:15〜30分
対象年齢:8歳以上
受賞歴:2000年 パリ トイグランプリ / 2001年 カンヌ国際トイフェスタ / 2002年 ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート / MENSA SELECT受賞 / 2003年 日本ボードゲーム大賞2002 国産ゲーム部門 ほか
派生版:ブロックス トライゴン(三角形ピース版)/ ブロックス シャッフル UNOエディション / ブロックス シャッフル ポケモンエディション など
デジタル版:PlayStation 2・PSP版(過去)/ スマートフォンアプリ「Freebloks 3D」(1人用・無料)

コトバのチカラ

兵法に複雑な策略などはいらない。最も単純なものが最良なのだ。偉大な将軍達が間違いを犯してしまうのは、難しい戦略を立て、賢く振る舞おうとするからだ。

ナポレオン・ボナパルト


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